イタリア 主要4都市の世界遺産観光旅行(11泊13日)でこの値段!

旅行

2024年4月3日から4月15日(11泊13日)まで定番のイタリア4都市(ローマ⇒フィレンツェ⇒ヴェネツィア⇒ミラノ)を世界遺産観光目的にペアで旅行してきました。
特に文化遺産NO.1ということで、日本と何か違う魅力に触れてみたいと思ったからです。

今回の旅行では、私のMarriott Bonvoyプラチナエリート、妻のHilton Honorsダイヤモンドエリートを活用して、全ての予約(飛行機、ホテル、交通機関、観光ツアー、入場チケット等)を約4か月前から計画しました。

旅行費用は2人で約110万円(食事、お土産全て含む)。
目標の100万円以下は無理でしたが、4つ星以上のホテル宿泊でリラックスできたので満足しています。
宿泊ホテルは、Marriott/Hilton系列で予約したのでポイントも13万ポイント貯まりました。
このポイントで、2名分の関西国際空港 ⇔ 沖縄(マイル飛行機往復代) + ヒルトン沖縄瀬底リゾートホテル(宿泊1泊分)が、無料で行けます。

イタリアのこの時期(4月)は旅行シーズン開始に当たり、ホテル、飛行機代共に比較的高くなるのですが、シニアの身分として今後いつ行けるかわからないので、コストを最大限に抑えながらも、時間に余裕を持って4都市を回ってきました。

観光地巡り中心の旅行なので天候が心配でしたが、幸い1日だけの雨でスケジュールも全てクリアーできました。ただし、観光スポットへの移動手段の大半が徒歩で、1日1万歩以上のノルマは健康的で良かったのですが、就寝中に太もも、ふくらはぎを何度もつってしまう結果になりました。

今回のブログは、イタリア主要4都市の世界遺産観光旅行の下記内容についてご紹介します。

        目次
1.予約方法は?
 1)飛行機の予約
 2)宿泊ホテル
 3)現地移動用チケット
 4)観光スポット観賞/入場チケット
  【ローマ】
  【フィレンツェ】
  【ヴェネツィア】
  【ミラノ】
2.旅行前に準備して良かった物は?
 1)ポケット型Wifi
 2)デビットカード
 3)携帯用洗浄器
 4)物干しロープ
 5)除菌ウェットティッシュ
3.まとめ

1.予約方法は?

イタリア観光旅行のベストシーズンは春(3月~5月)と秋(9月~11月)です。

私は春の4月初旬を第一候補としました。
気温が穏やかで雨が少なく、緑豊かな美しい風景や観光地での祭り、行事を楽しむには最高です。
ただし、観光地はどこも世界各国の人達で混雑しますが・・・。

予約については下記のステップでおこないました。
(出発前に日本でWEB予約した項目に絞っています)

1)飛行機の予約(出発の4か月前)
一番最初に予約したのは飛行機です。
飛行機は、特定航空券の利用です。
Marriott Bonvoyのプラチナエリートで貯めたポイントを、ANAマイレージに移行して予約しました。
フライト日、経由地、総時間を検索してどの日程で行くのが一番早く、安いかを探しました。

コスト重視もあって往復路共、中国での1回乗り継ぎ便にしました。
(120、000MILE+614USD エコノミークラス2名分)

往路:関西国際空港~ローマ(北京乗り継ぎ)
復路:ミラノ~関西国際空港(上海乗り継ぎ)
出発から到着までの時間は乗り継ぎ待ち時間も含めて16時間~17時間ほどでした。
シニア世代にとっては非常に厳しい拘束時間でした。

北京乗り継ぎ
※往路北京乗り継ぎ

2)宿泊ホテル
宿泊ホテルは、もちろんMarriott/Hilton系列で探しました。
日程については、各都市をゆっくり時間をかけて回りたいので次のように振り分けました。
ローマ:3泊 ⇒ フィレンツェ:3泊 ⇒ ヴェネツィア:3泊 ⇒ ミラノ:2泊 です。

移動は全て鉄道機関を利用したので宿泊先については、最寄り駅から徒歩圏内にあるホテルを探しました。

各都市で予約したホテルは、下記の通りです。
全て、Marriott/Hilton専用HPから予約しました。

【ローマ】:The Regency, Rome, a Tribute Portfolio Hotel(Marriott系)最寄り駅:テルミニ駅

The Regency, Rome, a Tribute Portfolio Hotel
※The Regency, Rome, a Tribute Portfolio Hotel

【フィレンツェ】:Sina Villa Medici, Autograph Collection(Marriott系)最寄り駅:フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅

Sina Villa Medici, Autograph Collection
※Sina Villa Medici, Autograph Collection

【ヴェネツィア】:ヒルトン モリノ スタッキー ヴェネツィア(Hilton系)最寄り駅:サンタルチア駅(ここのホテルだけは乗船が必要です)

ヒルトン モリノ スタッキー ヴェネツィア
※ヒルトン モリノ スタッキー ヴェネツィア

【ミラノ】:The Westin Palace, Milan(Marriott系)最寄り駅:ミラノ中央駅

The Westin Palace, Milan
※The Westin Palace, Milan

3)現地移動用チケット
各都市間の移動は全て鉄道にしました。
飛行機、バス等の移動も考えましたが、各都市間が鉄道で2~3時間、WEBで事前予約、早割によるコスト安といったことができたからです。
鉄道の予約は「OMIO」

ヴェネツィア内の移動は船が必須です。(ヴェネツィアについては、こちらから)
公共交通機関としてACTV(ヴァポレット/バス/トラム/ピープルムーバーが使用可能)の期間限定チケット(片道/1日/2日/3日/7日間から選択可能)があるので便利です。
私の場合は、ヴェネツィア3泊なので3日間のACTVチケットを購入しました。
予約サイトは「ヴェネツィア市の公式観光ウェブサイト」 

4)観光スポット観賞/入場チケット
各都市での観賞用チケット、施設入場チケットについてもWEBで予約しました。
人気スポットについては、事前予約(日時)が必須です。(予約しないと入場できない場合があります)旅行シーズン中の現地当日券購入は、長打の列になるため非常に時間がかかります。

各都市で予約した施設と予約サイトは、下記の通りです。

【ローマ】
古代ローマ帝国の中心地で、街中に古代建造物や美しい中世の教会など、貴重な歴史遺産が往時の姿のまま残っています。

①コロッセオ~フォロ・ロマーノ:コロッセオのチケット売り場は長い行列ができるので事前にチケット購入は必須
予約サイト:コープカルチャー |コープカルチャー (coopculture.it)

②真実の口:『ローマの休日』でおなじみの、噓つきは手をかまれるという言い伝えで有名な石盤
200~300人ほどの列でしたが、スタッフが写真撮影時にサポートしてくれるので、30分ぐらいの待ち時間ですみました。

フォロ・ロマーノから徒歩15分ほどで行けました。
入場チケット購入や予約等は不要です。

③ヴェネツィア広場:ローマ観光の起点となる場所で、5つの道が交わった交差点側からスムーズに入場できます。
入場チケット購入や予約等は不要です。

④トレヴィの泉:観光客で埋め尽くされてなかなか泉の近くまで行けず、お決まりのコイン投げがなかなかできませんでした。どちらかというとポーリ宮殿の壁を利用した大理石彫刻の素晴らしさに感動しました。
入場チケット購入や予約等は不要です。

⑤スペイン広場:トレヴィの泉同様、観光客に埋め尽くされていました。午後からの見学は混雑になるので出来れば午前中に済ますのがおすすめですね。
入場チケット購入や予約等は不要です。

上記①~⑤分は初日で、全て徒歩での観光でした。
歩数は2万2千歩を超え、初日から大変でしたが、観光スポットの景観がすばらしかったので疲れた感じはなかったです。

⑥ヴァチカン市国:ホテルから少し距離があったので、ホテルからタクシーを利用しました。朝一だったのですが、入場に長蛇の列ができていました。(事前にチケット購入は必須)
ヴァチカン博物館は、イタリア芸術の傑作が集まる美の殿堂といわれるだけに、一見の価値があります。

予約サイト:アクティビティやアトラクション、ツアーを予約する | GetYourGuide

ヴァチカン博物館は、見どころが多いので私が印象に残っているスポットに絞って、鑑賞順にご紹介します。ピオ・クレメンティーノ美術館 ⇒ 燭台のギャラリー ⇒ タペストリーのギャラリー ⇒ 地図のギャラリー ⇒ ラファエロの間 ⇒ システィーナ礼拝堂 ⇒ サン・ピエトロ広場が、私の徒歩ルートです。

「ラファエロの間」は、4つの部屋で構成されており、ラファエロと弟子たちによって描かれた壁画や室内装飾があります。私が訪れた時は、ボルゴ火災の間 ⇒ コンスタンティヌスの間 ⇒ ヘリオドロスの間 ⇒ 署名の間 の順路でした。

※第4室「ボルゴ火災の間」 左下の壁画:『オスティアの戦い』 右下の壁画:ボルゴ地区の大火災をレオ4世が鎮めた題材
※第2室「ヘリオドロスの間」 右下の壁画:『大教皇レオとアッティラの会談』
※第3室「署名の間」:アダムとイブの逸話を描いた天井画

「システィーナ礼拝堂」は、ミケランジェロの最高傑作「最後の審判」、天井画の「アダムの創造」など、あまりにも有名な礼拝堂です。礼拝堂内は全面撮影禁止のため、ご紹介できません。

ヴァチカン博物館出口の「らせん階段」
※ヴァチカン博物館出口の「らせん階段」:手すりには古典様式の装飾が施されています。

「サン・ピエトロ広場」に行くには、ヴァチカン博物館を出て、外壁沿いに歩くと入口があります。幅240m、奥行き340mの楕円形した広場に284本の円柱を左右対称に配置された、半円形の建造物が広場の周りにあります。

※サン・ピエトロ広場

【フィレンツェ】
入り組んだ石畳の路地と赤レンガ屋根が美しい古都フィレンツェ。ルネッサンス文化を生んだ芸術の街には、美術品、トスカーナ料理、伝統工芸品が魅力です。
トルナブオーニ通り周辺は、フェラガモやグッチの本店など高級ブランドが集まるショッピングストリートです。

①ウッフィッツィ美術館:ローマからフィレンツェへ移動後、ホテルでチェックインを済ませ、予約時間にあまり余裕がなかったので美術館までタクシーを利用しました。美術館の周辺は観光客で混雑しており、タクシーも渋滞に巻き込まれほとんど進みませんでした。帰りはホテルまで歩いて帰りました。

入場には、WEBでチケット購入後に送付される購入証明書(予約番号)を、チケットカウンターで提示して入場チケットに交換する必要があります。朝一に入場無理なら事前にチケット購入は必須
予約サイト:チケット |ウフィツィ美術館 (uffizi.it)

イタリア絵画のコレクションを誇る、ルネッサンスの殿堂「ウッフィッツィ美術館」を構内より撮影
※イタリア絵画のコレクションを誇る、ルネッサンスの殿堂「ウッフィッツィ美術館」を構内より撮影

ローマからフィレンツェへ移動後の見学で、あまり時間が取れませんでした。有名な作品だけの紹介になります。

ウッフィッツィ美術館の3階カフェから見えるヴェッキオ宮殿
※ウッフィッツィ美術館の3階カフェから見えるヴェッキオ宮殿

ヴェッキオ宮殿前のシニョリーア広場にある、ルネッサンス期の彫刻が並んでいます。

ヴェッキオ橋
※ヴェッキオ橋

ウッフィッツィ美術館横を流れる、アルノ川にかかるヴェッキオ橋上はお店になっていて、非常に賑わっています。

②ピサの斜塔:サンタマリア駅からピサ中央駅まで電車で移動しました。片道約1時間で往復を事前に予約しておきました。1dayトリップとしてまる1日を要して回りました。
鉄道の予約は「OMIO」
ドゥオーモ広場内の各施設の予約サイト:Opera della Primaziale Pisana:公式サイト (opapisa.it)

ピサ中央駅からドゥオーモ広場までの移動は、バスもありましたが道中の景色を楽しみたいこともあって、徒歩にしました。ピサの斜塔は定員制で入場時間が区切られているので、事前にWEBで空き時間を確認して、登りたい時間を抑えておいたほうが良いでしょう。

※右奥:ピサの斜塔 左手前:ドゥオーモ(ピサ大聖堂)
※ピサの斜塔

ピサの斜塔に上る時は、荷物を預ける必要があります。私は、カメラだけ持参して登りましたが、階段を上り始めると、約5.5度傾斜している関係なのか平衡感覚がおかしくなります。
真っ直ぐ歩いているのに外に振られたり、内に引き込まれたり、奇妙な感覚を覚えます。

※ドゥオーモ(ピサ大聖堂)の正面にある3つの青銅扉 中央扉:聖母マリアの生涯 左右扉:キリストの生涯 が彫刻
※ドゥオーモ内の中央奥:ガリレオのランプ 天井:メディチ家の紋章が入ったゴージャスな天井

③サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂:ホテルから徒歩で20分ほどの距離ですが、道中の景観はすばらしいの一言に尽きます。

ホテルからサンタ・マリア・ノヴェッラ中央駅前を通ってまず見えてくるのは、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会 ⇒ メディチ家礼拝堂 ⇒ サン・ロレンツオ教会 ⇒ 大聖堂までの街全体が芸術の世界にいる感じです。
予約サイト:The Opera di Santa Maria del Fiore | Florence Cathedral (duomo.firenze.it)

サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂内の見どころは、大聖堂内部に描かれたフレスコ画の「クーポラの天井画」、カンビオが手がけた大聖堂正面の装飾「ファサード」、三廊式構造になった「内部」です。

※左側:大聖堂正面の「ファサード」 中央:「ジョットの鐘楼」 右側:「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」
※クーポラの天井画『最後の審判』
※大聖堂正面の装飾「ファサード」

【ヴェネツィア】
中世に海王王国として栄えた水の都。運河をゴンドラに揺られ、迷路のように入り組んだ路地の散策など、この街にしかない唯一無ニの風景が楽しめます。
ホテルは対岸のジュデッカ島にあったので、毎日船での移動が必須でした。

①サン・マルコ寺院:サンマルコ広場の真正面に、5つのドーム屋根を持つどっしり構えた歴史遺産に感動します。入場は無料ですが、無料ゾーンの入場に長い列ができるので、お金を払って優先入場しました。
予約サイト:Basilica San Marco

※サン・マルコ寺院:5つのドーム屋根が特徴 
※きらびやかな金色のモザイク装飾が施された見応えのある内装、旧約聖書『創世記』が描かれた円天井

寺院内部を覆う黄金のモザイクや宝物のすごさに圧倒されます。

②ゴンドラクルーズ:ゴンドラは移動手段ではなく、迷路のような美しい運河を周遊目的で乗船するものです。ゆっくりとしたスピードで進むので、カメラ好きな人にはもってこいの撮影スポットです。
30分ほどのクルージングで、楽しい時間もあっという間に終わってしまいます。

予約サイト:KKday ケーケーデイ:現地ツアー/交通/チケット予約 – KKday
公式HPより安かったのでこちらのサイトから予約しました。
このサイトは他にも色々なツアーがあるので、興味のある方は参考にしてください。

※ゴンドラクルーズのクライマックス ヴァポレットや水上タクシーが行き交う広い運河(カナル・グランデ)を航行

上記写真はゴンドラ内からの景色です。建物の間を縫うようにゆったりと進むゴンドラに揺られながら「水の都」ヴェネツィアを感じられる瞬間です。

③サン・マルコ広場:サン・マルコ寺院以外に、広場内の美術館(ドゥカーレ宮殿、コッレール博物館など)と、このエリア内にある3つの教会に入場できるチケット(サンマルコシティパス)を事前に購入しておけば、並ばずに入場できるので便利です。(シニア割あり)同時にACTVのチケットも購入できます。
予約サイト:「ヴェネツィア市の公式観光ウェブサイト」

上記入場チケットについては、事前に予約サイトで購入していたのですが、街の素晴らしい風景に圧倒されてしまい、結局チケットを使用せずACTV社のヴァポレット(水上バス)を利用して、街中や船上からの景色を楽しむ、「景観鑑賞」を優先しました。その時に撮影した写真を紹介します。

大運河(カナル・グランデ)や建物の間を行き交うゴンドラ

ヴァポレット船上からの景色がすばらしい

リアルト橋周辺の街中風景

【ミラノ】
イタリアの経済都市として、世界的な『モード(mode)』の発信地としても知られるミラノ。
最新ファッションやグルメなど、常に新しい風を吹き込みながら、貴重な文化遺産も残っている街です。

①最後の晩餐:今回の旅行で唯一後悔しているのが、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会併設の修道院食堂にある「最後の晩餐」を見学できなかったことです。
予約しようとした時には、時すでに遅しでした。見学は完全予約制で、見学時間は15分と決まっています。

2~3か月前から電話とWEBで受け付けているのですが、すぐに予約枠が埋まってしまうので常にWEBで空き時間枠の確認が必要です。

一般旅行代理店などでも募集していますが、公式予約より高いので正式ルートからの予約をおすすめします。
予約サイト:Vivaticket: biglietti online, prevendita concerti, biglietti spettacoli

②ドゥオーモ:イタリア最大のゴシック教会。500年もの歳月をかけて建てられたミラノのシンボル、外観を見ているだけで歴史のすごさを感じさせられます。この建物だけで、100枚ほどの写真を撮りました。

③十字型アーケード:ドゥオーモとスカラ座を結ぶアーケードです。天井のガラスドームやフレスコ画、床のモザイク画が美しいです。アーケード内には多くのショップがあり、十字路にはプラダ、ルイ・ヴィトン、ディオールなどのブランド店があります。

2.旅行前に準備して良かった物は?

海外旅行に必要な一般的な持ち物や注意事項を除き、私個人が旅行に持参して良かった項目に絞って紹介します。(個人差により持参項目は違うので参考程度でお読みください)

1)ポケット型Wifi
ホテル内は無料のWifiが完備されているので不要ですが、屋外でWifiを使用する場合は、海外でも使えるモバイルWifiルーターが必要です。

今回の旅行は、徒歩で移動することが多いため、目的経路の検索や情報入手にWifiは不可欠でした。オーストラリアのケアンズ旅行時に購入したTripWifiが、今回の旅行でも非常に重宝しました。
特に目的の文化遺跡までの徒歩経路や、入口がどこにあるか調べました。

ただし、TripWifiのバッテリー持ちが短いため、モバイルバッテリー充電器があれば安心です。スマートフォン、iPad miniへの充電用としても使用できます。

2)デビットカード
海外旅行に必ず持参するカードのひとつにデビットカードがあります。

デビットカードには、キャッシュカード一体型タイプの「J-Debit(ジェイデビット)」、VisaやJCBといったクレジットカードの国際ブランドがついた「ブランドデビット」の2種類があります。

私のおすすめで、海外旅行にいつも携帯するデビットカードは、「ブランドデビット」タイプの「Sony Bank WALLET(Visaデビット付きキャッシュカード)」です。ソニー銀行の口座からすぐに引き落とされるVisaデビット付きキャッシュカードです。

このカードの特徴は、10個の外貨口座(米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、・・・)を開設することができます。そして、海外ATMで外貨預金口座から現地通貨の引出しや、Visaのタッチ決済が可能です。

渡航前に為替を確認して、円高傾向の時に外貨を購入し外貨口座に預金します。帰国後、円安になれば売却といったことができるので、為替益も期待できます。今回のイタリア旅行、昨年のケアンズ旅行共に少しですが、為替益があってお得な気分になりました。

3)携帯用洗浄器
イタリアに限らず海外ホテルの大半は、トイレに洗浄機が付いていないため、洗浄器付きトイレに慣れている日本人(私も含めて)にとっては少し厳しいのではないでしょうか。

今回、宿泊した全ホテルのトイレに便器が2個ありました。1つは便座付きですが1つは便座なしタイプです。当然、洗浄器や便座ヒータなどは取り付いてません。

便座なしタイプの便器は「ビデ」と呼ばれている下半身を洗う設備です。イタリア人は日本人と比べると、あまりお風呂に入らないそうで、大事な部分を洗う為の「ビデ」が必要だそうです。

使用方法はここでは省きますが、私は慣れていないこともあって一度も利用しませんでした。
(日本人にとって少し抵抗あるかもしれませんね。)

いづれにしても洗浄器のないトイレで重宝するのが、携帯用洗浄器です。
私の場合、海外旅行時には必ず持参してホテル内外での用足しに使用します。

参考に私が愛用している製品は、TOTOの携帯ウォシュレットです。少し価格は高めですが電動タイプで、使用感は家庭用洗浄器とあまり変わらない感触です。

4)物干しロープ
今回の旅行は、徒歩での移動が多いので、荷物は小型スーツケース1個/人 計2個で対応しました。
鉄道主要駅からホテルまでの移動は楽でしたが、荷物の収納スペースが少ない分、所持品の選定には気を使いました。

衣類関係が大半なので旅先で洗うことを前提に、着替えを最小限にとどめました。
各都市への移動日初日を洗濯日と決めて、6日間分の下着をローテーションすることで、何とか間に合わせることができました。

その洗濯時に重宝したのが物干しロープでした。
参考に私が愛用している製品は、伸縮可能なロープに12個のクリップと滑り止め位置決めボールがセットになった長さ1.8Mのタイプです。

取付場所やゴム素材の伸縮等を少し考えて使用しないとだめですが、同室内に2~3日干せる環境であれば、しっかり乾燥させることができます。

5)除菌ウェットティッシュ
日本と違ってどこでもきれいな水で手洗いできるとは限らないため、除菌ウェットティッシュは必須です。コロナ化が収まったといえ、油断大敵です。

私の場合、携帯用除菌ウェットティッシュを数個持参して、飲食前の手拭きや、トイレの便座拭き用に何度も使用しました。

3.まとめ

徒歩中心の旅行でしたが、それ以外に利用した交通手段はタクシーと私鉄です。
最寄り駅とホテルの距離が近いので通常は徒歩で移動しましたが、観光地巡りで足が疲れた時は、タクシーを利用しました。狭い道を猛スピードで飛ばすので、ヒヤヒヤでした。

イタリアの歩道は日本の様な平坦な舗装路でなく石畳みが多いので、スーツケースを引き回しながら歩くのは非常に疲れます。特に夜着便の場合は歩道が見えにくく、路上駐車が多いので車を避けながらの移動は気を使います。

ミラノでは地下鉄を利用しました。
最寄り駅からホテルまで歩けない距離ではなかったのですが、さすがに最終拠点で疲れがピークにきていたこともあって、2日間乗り放題の乗車チケットを駅構内の自動販売機で購入しました。

イタリア4都市を11泊13日間かけて、ゆっくり回れたことにとても満足で素敵な思い出になりました。

今までの旅行はどちらかというとホテルステイ中心でしたが、今回の旅行は観光地をゆっくり見て回ることに集中したので、歴史を感じられる良い機会を持つことができました。

もし機会があれば、今回は北イタリア中心でしたが、南イタリア(シチリア島、カプリ島など)のリゾート地への旅行にも行きたいと思います。

今回は以上です。

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