新型コロナ後のケアンズでリゾート感を満喫! 「魅力的なツアーについて」

旅行

ケアンズ到着2日目以降の旅行中に参加した、魅力的なツアーについて紹介します。

ツアーの予約は、出発前に日本からネットで行いました。
新型コロナは終盤となっていましたが、まだまだ開催されているツアーも少なく、予約しても最少催行人数に到達せず中止になることがありました。

そのような状況の中で、探し当てた2つのツアー「GREAT ADVENTURES・グリーン島エコアドベンチャー・半日・1日ツアー・ケアンズ発」「スカイレール&キュランダ高原鉄道 ガイドなしフリープラン」について紹介します。

「GREAT ADVENTURES・グリーン島エコアドベンチャー・半日・1日ツアー・ケアンズ発」

🔸1)どんなツアー?
世界遺産グレートバリアリーフの世界へ行けるツアーです。(乗船時間は3便から選択可能)
基本料金にはグリーン島までの往復乗船券、シュノーケリング器材又はグラスボトムボート料金が含まれています。
オプションで水中散歩を楽しめるシーウォーカーや体験ダイビング、ファンダイビングが選択できます。


グリーン島ツアーはケアンズでは定番ですが、私の参加したツアーはこちらです。

🔸2)ツアーに実際参加してみてどう?
ツアー料金については予約時に少し高いかな? と思いましたが、乗船後、日本人スタッフがツアー内容やスケジュール、手順について丁寧に説明してくれたので、ツアー受付カウンターで聞けなかった不安事が解消しました。

オプションのシーウォーカーについても、現地スタッフに日本人が多く、とてもリラックスした感じで楽しめました。

🔸3)オプションのシーウォーカーについて
シーウォーカーで、想像通りの絶景な世界を体験できました。

シーウォーカー申込者については、更衣室でウエットスーツに着替えた後、現地スタッフからシーウォーカーするに当たっての注意事項を日本語で説明を受けます。(海中で指を使ってのコミュニケーション:ハンドシグナルなど)
命に関わることなので、しっかり時間を取って全員に写真入りチラシを使った説明がありました。

シーウォーカーする沖合いの潜水場所へ、ボートで5分ほど移動するのですが、現地スタッフが日本人なので退屈することなく道中おしゃべりしながら楽しめました。

当日は雨でスタートしましたが、沖合のシーウォーカー場所に到着したころには、蒸し暑かったですが快晴になり非常にラッキーでした。

沖合の潜水場所に着くと、順番に頭から透明のヘルメットをかぶり、5~6段ある階段を海底まで少しづつ降りていきますが、途中で何度か耳抜きする必要があります。

スキューバダイビングする方はご存じだと思いますが、耳抜きの簡単な方法として鼻をつまんで鼻に圧力をかける「バルサルバ法」を潜水する前に教えてくれます。

潜る深さは5mほどですが、沖合に出ての潜水なので濁りのない透明度の高いきれいな海でした。海底は砂地で非常に歩きやすかったです。

この透明のヘルメット上部には外部からエアーを送り込むためのチューブが付いてます。
そのため、透明のヘルメット内には常に空気がたまっているので顔が濡れません。
もちろんメガネを掛けたままヘルメットをかぶれるので、普段同様の感覚で海中を鑑賞することができます。

海底に着くとスタッフが撒き餌をしながら歩行するので、色々な種類の魚達が手で触れるほど近くに寄ってきます。その光景を専属カメラマンがツアー参加者全員を一人ずつ撮影してくれます。

グリーン島から離れる帰りの乗船までには、撮影データから編集したムービーと写真をUSBで購入することができます。(内容は全員で歩行しているシーンのムービーと1人分の静止画約30枚分)

🔸4)昼食について
グリーン島内で食事ができる場所は3か所ほどありますが、シーウォーカーが終わってからの食事だったのでほとんどのメニューは売り切れでポテトフライぐらいしか残っていませんでした。

小食な私はポテトフライと飲み物で満足しましたが、食事にこだわる方は早い時間に済ませたほうが良いでしょう。
シーウォーカーの時間が決められているので、リーフフリートターミナル出航時間の早いプランがおすすめです。

🔸5)グラスボトムボートについて
国内でもあるグラスボート程度かなと思いあまり期待してなかったのですが、思いのほか良かったです。

船底がガラスになっている水中及び海底観察用の定員20人程度の小さなボートに変わりないのですが、船長の人柄や演出に工夫を感じました。

参考に船内の光景と演出をムービーで紹介します。


🔸6)グリーン島について
余った時間でこの島の外周を散歩しようと思い、桟橋を起点に遊歩道を少し歩きましたが、ほとんどが砂浜で歩き辛かったので途中で断念しました。
もう少し時間があってウォーキングの準備をしていればできたかも?・・・。

島内の雰囲気としては全般的に活気が少なかったように思います。
散歩中にホテルのような宿泊所を見つけたのですが、実際には稼働していなくホテル入口までの小道は、雑草で生い茂っていました。
とてもきれいな外観だけに非常に残念です。

🔸7)駐車場について
レンタカーの駐車場所は、ケアンズ駅近くのリーフフリートターミナル(クルーズのチェックイン場所)裏にある駐車場を利用しました。

この駐車場は、とても広く長時間駐車が可能な公的駐車場です。
ツアー参加にはもってこいの駐車場で、出入口付近にあるチケット発券機で駐車時間を選択すれば駐車券をクレジットカード(現金でも可)で購入できます。

発券機で受け取った駐車券を外から見える車のダッシュボード上に置いておけばOKです。

「スカイレール&キュランダ高原鉄道 ガイドなしフリープラン」

🔸1)どんなツアー?
往路スカイレールと復路キュランダ高原鉄道のチケットのみの予約で、自由気ままにキュランダ観光を楽しみたい方向けのツアーです。
基本料金はスカイレール片道乗車券、キュランダ高原鉄道片道乗車券 (フレッシュウォーター駅降車後、スカイレール駅スミスフィールドターミナルまでの送迎バス含む)のみです。

キュランダは世界遺産に指定されている熱帯雨林に囲まれた、ケアンズから北西25㎞にある村です。

熱帯雨林のジャングル上を滑るように進む、全長7.5㎞のスカイレールでキュランダ駅まで行く往路。
熱帯雨林や切り立つ崖を縫うように進む、全長33㎞のキュランダ鉄道でスカイレール駅に戻る復路。

オプションでスカイレール 【ダイヤモンドビューゴンドラ】(ゴンドラの床が透明) へのアップグレードができます。

ガイドの案内は全くありませんので、旅慣れた方にお勧めのツアーです。


私の参加したツアーはこちらです。

🔸2)ツアーに実際参加してみてどう?
ツアーといっても往復の乗車券だけなので個人で乗車券購入するのとあまり変わりません。

ただ、ツアーの申込みをするとeバウチャー(日本語版と英語版)がメールで届くので、乗車券購入時にeバウチャーを見せれば、あれこれ言われずオプションも含まれた乗車券を購入できるので、非常にスムーズで安心です。

旅行時期が特別だったのかもしれませんが、上記グリーン島もこちらのスカイレール駅で見かける観光案内人にワーキングホリデーの日本人が多く、分からないことがあれば何でも聞けたので助かりました。

🔸3)ツアー内容について
 ➤3)-1:往路スカイレールについて(片道乗車券+OP【ダイヤモンドビューゴンドラ】含む)
熱帯雨林の壮大な景観に圧倒されます。
ゴンドラの底が透明なだけに、高さが50mほどある場所ではスリル満点です。

ゴンドラ走行中は、スカイレールのワイヤーとゴンドラの滑車が擦れる音ぐらいで、熱帯雨林特有の蒸し暑さと重なってか不気味なくらい静かです。
時々遠くから聞こえてくる鳥の声に親しみを感じるくらいです。

スカイレールは終着駅キュランダまでに途中2回停車します。

1回目は熱帯雨林の奥深くにあるレッドピーク駅です。
ここは全長175mのボードウォークが設置されており、約10分ほどのウォーキングコースになっています。空からの眺めとは一味違う太古の熱帯雨林の中を散策できます。

ここでは、青々と茂るヤシの木や巨大なシダなどのさまざまな植物と野生動物たちが生息しています。
資格を持つレンジャーによる無料のボードツアーウォークツアーが催行されており、熱帯雨林の生態系の魅力を解説するツアーは人気があります。


2回目は熱帯雨林の峡谷と滝を眺める事ができるバロンフォールズ駅です。
ここでは3ヶ所の展望台へ続く森の散策を楽しむことができます。

見どころは、何といっても12月~3月雨季の水量が豊富になるバロン滝鑑賞に尽きるでしょう。
展望台に歩く通路の一部がガラス張りになっているところがあるのですが、バロン滝を背景に撮る写真は絶景スポットの一つです。


終着駅キュランダに到着する手前で、ゴンドラ1台毎に乗車姿を写真撮影しており、ゴンドラ降車後の出口上部に設置されたモニターで確認することができます。
希望者は購入可能なのですが、私は自分たちが映ったモニター画面を持参カメラで撮影しました。

 ➤3)-2:コアラガーデン動物園について(ツアー代金には含まれていない)
キュランダ村のヘリテージマーケット内にあるこの動物園は、30分ほどで観て回れる小さな敷地ですが、コアラを始め、ワニ、カンガルー、ワラビー、ウォンバット、ビルビー、ポッサム、その他ヘビやトカゲなどオーストラリアの様々な動物達を観ることができます。

もちろんコアラ抱っこ写真も撮れるので、カメラ持参は必須です。
時間がない方にお勧め観光スポットのひとつです。


 ➤3)-3:昼食について(ツアー代金には含まれていない)
キュランダ村のお店は14時30分ごろにはクローズするので、お土産などを購入する方は、早い時間に済ませたほうが安心です。

私は上記動物園のコアラ抱っこを優先したことで、危うく昼食を食いそびれるところでしたが、
何とか小さいフードコートの様な場所でかつ丼を食べることができました。

お世辞にも美味しいとは言えませんが、閉店間近な時間帯に満腹感を満たされただけで満足でした。

 ➤3)-4:復路キュランダ高原鉄道について(片道乗車券含む)
スカイレールの上から観る景色と違って、「バロン渓谷湿潤地帯」のジャングルを縫うように走る車窓からは、絶景を望むことができます。
地上の線路上をゆっくりと熱帯雨林を通り抜ける車両は、先頭のGE製ディーゼル機関車が牽引する14車両で、内装は19世紀に造られたクラシックな木製車両をリニューアルされたものです。

車両のクラスは、全席指定席でヘリテージクラス、ゴールドクラスの2つに分かれています。
私が予約したヘリテージクラスは、エコノミークラスのようなもので、眺めの良い峡谷側に向かい合わせの4人掛けベンチシートが設置されています。


乗車後、しばらくすると車内検札があったのですが、たまたま車掌が日本人の女性で、こちらも日本人旅行客と分かると、後ろの風通しの良い空席を案内してくれました。

クーラーが無く、気分が悪くなるほど蒸し暑い車両だったのでとてもラッキーでした。
座席が車両進行方向の窓側なので、カメラで絶好のシャッターチャンスを狙うことができました。

キュランダ高原鉄道は終着駅ケアンズセントラルまでに途中2回停車します。

1回目は熱帯雨林の奥深くにあるバロンフォールズ駅です。
この駅で10分ほど停車します。

プラットフォームの展望台から落差265メートルの迫力あるバロン滝を鑑賞することができます。
発車前には警笛がなるので、鳴ったらすぐに車両に戻ってください。


次の停車駅までにカメラ撮影用の見どころが、2か所あります。
1つ目は、美しい滝「ストーニークリーク滝」です。

この場所は、キュランダ高原鉄道の中でもっともカーブがきつい区間に橋が架かっており、列車は非常にゆっくり走ります。

橋を渡り始めたら、谷側から進行方向にカメラを向けると前方右側にストーニークリーク滝がバックに見えてきます。橋げた、内側の谷、車両、山側の滝、全部を含めたすばらしい光景をカメラに収めることができます。


2つ目は、180度のヘアピンカーブ「ジャンガラループ」です。

このポイントは、かつて「世界の車窓から」のオープニングを飾っていた場所です。
カーブの内側より、先頭のディーゼル車両から一番後ろの客車までの全ての車両を見渡すことができます。

カーブに差し掛かると、アナウンスが入り非常にゆっくりと走行するので、カメラで車両全体を収めることができます。もちろん動画撮影にもチャレンジする価値は十分あります。


この場所から15分ほどすると2回目の停車駅フレッシュウォーター駅に到着します。
この駅で降車し、スカイレール駅スミスフィールドターミナルまでの送迎バスに乗り換えます。

🔸4)駐車場について
レンタカー駐車場所は、スカイレール駅スミスフィールドターミナルに無料の専用駐車場があるのでお得で安心です。

今回は以上です。

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