新型コロナ後のケアンズ 最高でした!

旅行

2023年1月28日から2月3日までオーストラリア ケアンズにペアで旅行に行ってきました。

オーストラリアのこの時期は雨期に当たり、ホテル、飛行機代共に比較的安く、コストパフォーマンス的には非常にお得です。

今回の旅行は、予想してたほど雨も降らずスコール状の雨が車の移動時に激しかっただけで、計画していたイベントもほとんど影響がありませんでした。

苦労も多かったですが、天候にも恵まれ非常に気持ちの良い楽しい旅行でした。

今回のブログは、新型コロナ後におけるケアンズ旅行で、従来と何がどのように変わったのか、私が経験したことも含めて最新情報をお届けします。


        目次
1.予約方法は?
2.旅行の準備と手続きは?
 2-1)渡航時の準備
 2-2)滞在時の準備
 2-3)帰国時の準備
3.現地で何をするか?
4.移動は何でするか?
5.快適な過ごし方は?
 5-1)ポケット型WifiとしてTripWifiを購入
 5-2)POCKETALK S ポケトークを購入
6.万が一のときの海外保険は?
7.まとめ

1.予約方法は?

Marriott Bonvoyのプラチナエリートになって初めての海外旅行です。

今まで国内旅行内でプラチナ恩恵を受けてきましたが、海外旅行でも同様にプラチナ特典が受けられるのか経験したかったので、65歳のシニアにとって少し不安もありましたがプライベートなペア旅行を計画しました。

楽天トラベル、じゃらんなどのOTA(オンライントラベルエージェント)やJTB、近畿日本ツーリストなどの旅行代理店に今回は頼らず、いちからすべて自分で予約しました。

40年ほど前、新婚旅行でオーストラリアのシドニー、ゴールドコーストに行きました。それから10年後、ケアンズ旅行を計画したのですが、直前に呼吸器系の病気になり止む無く断念しました。

そういった経緯もあって今回は念願のケアンズ旅行一択で、そこから約60km北側のリゾート地、ポートダグラスで1週間過ごす計画をしました。

宿泊ホテルは、シェラトングランド・ミラージュリゾート,ポートダグラスの5つ星ホテルです。

ホテルの予約は、もちろんMarriott Bonvoyの公式HPで、約半年前の2022年7月に行いました。
予約した客室は2ダブル/ガーデンビューですが、プラチナエリートということでチェックイン時に2ダブル/ラグーンへのアップグレードに変更してくれました。もちろん、全日朝食付きです。

他には、全員に対しての歓迎かもしれませんがウエルカムシャンペンとフルーツ盛り合わせが、客室に準備されていました。好意的な感じがしてとても気持ち良かったです。

航空券については、新型コロナウイルスの影響で2年以上運休していたジェットスター航空が、2022年7月26日から関空~ケアンズ線(直行便)を週4往復8便で再開するとのことだったので、同社Webサイトから予約しました。

しかし、ジェットスター航空は航空料金が安い分、フライト変更の多いことが有名で、フライト直前まで色々アクシデントに見舞われました。

出発フライト2日前にフライト日が1日延期、出発時間が1時間延期/帰国フライトが1日延期、帰国出発時間が5時間延期など・・・
フライトに変更があればホテル宿泊日、レンタカー借用期間、ツアー日程等の変更も必要になり、旅行当日まで関連会社とメール連絡に追われました。

帰国出発時間が5時間延期については、当日のことで空港内でいつになるか分からない状況でひたすら待つしかなく、結局、日本への到着時間は夜中1時になり、交通機関は全てなくなってしまいました。
空港内ホテル宿泊かと諦めていましたが、幸いジェットスター航空が梅田駅までのバスを手配してくれたので梅田から、タクシーで自宅に帰りました。

結果的にはホテルで宿泊するよりは安上がりでしたが、自宅に到着したのは夜中の3時でした。
全てまともにフライトした日時はありませんでした。
航空料金コストダウンには苦労がつきものとしみじみ感じました。

2.旅行の準備と手続きは?

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今までとは少し違った旅行の準備と手続きが必要です。
【渡航時の準備】【滞在時の準備】【帰国時の準備】別に、今回の旅行で実際に行った事を下記で説明します。(2023年2月3日現在)

2-1)【渡航時の準備】


①日本出発前
【ETA(電子渡航許可)の取得】
・3ヵ月以内の観光目的でオーストラリアに渡航する場合、「オーストラリアETAアプリ」を通して「ETA(電子渡航許可)」を申請する必要があります。
アップルストアやグーグルプレイストアから「Australian ETA」を無料ダウンロードして手順に従い、ETAの申請・取得してください。

【新型コロナワクチン接種証明書発行】
・オーストラリア入国時のワクチン接種証明書の所持は、2022年7月6日から廃止されているので不要ですが、オーストラリア出国の空港チェックイン時には新型コロナワクチン接種証明書の提示が必要なため渡航前に準備が必要です。
アップルストアやグーグルプレイストアから「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」を無料ダウンロードして手順に従い発行してください。

②オーストラリア入国時
【入国審査】
・飛行機から降り人の流れに沿って進み、パスポートにチップが組み込まれているeパスポート(IC旅券)渡航者対象の『ePassport self service (eパスポート保持者)』とある電光掲示板の列に並びます。
(日本のパスポートはeパスポートに対応しています)
・4~5台のKIOSK (キオスク)と呼ばれる機械があるので、日本語を選択しパスポートの顔写真のページを挿入すると日本語の画面がでてくるので、指示に従って質問に回答します。
手続きが終わると、チケットがでてくるので取って次に進みます。
・顔写真撮影があるのでキオスクで受取ったチケットを差し込み、正面のカメラで撮影を行い完了するとゲートが開きます。チケットを取り忘れずにそのまま通路に沿って進みます。
入国審査はこれで完了です!

【受託手荷物の受取り】
荷物を受取るコンベアに進みます。モニターにフライト便名とコンベアの場所番号が表示されているので確認します。2か所のコンベアに振り分けられることもあるので注意してください。

【税関】
・機内で配布される入国カード(Incoming Passenger Card)にボールペンで記入します。ジェットスター航空では英語版入国カードしかありませんでしたが、JALやカンタス航空などは日本語版があるので、英語に自信のない方は日本語版を利用すると安心です。
・入国カードと入国審査のキオスクで受け取ったチケットを税関検査員に渡してください。
入国カードで全てNOと答えた方は、特に何も言われることなくEXIT(出口)を案内されるのでそのまま矢印に従って進むと到着ゲートに出ます。

2-2)【滞在時の準備】


①オーストラリア入国後
【空港内、滞在中】
・マスクの着用義務はありません。飛行機内でもマスクを着用しているのは日本人ぐらいで、到着後の空港内は蒸し暑いこともあってマスク着用している人はほとんど見かけませんでした。私も到着以降、日本帰国フライトまでの滞在中1週間はマスクを着用しませんでした。

2-3)【帰国時の準備】


①オーストラリア出国時
【空港チェックインカウンター】
上記の【渡航時の準備】でも記載しましたが、オーストラリア出国空港チェックイン時には新型コロナワクチン接種証明書の提示が必要です。スマートフォンで接種証明書を提示してください。

【スマートゲートによる出国審査】
オーストラリアは出国する時の出国カードは廃止され、入国時と同様に、スマートゲートでパスポートをスキャンして、写真を撮影します。手荷物検査を通過したら終了です。
入国時と違って、短時間で混雑もなく簡単に出国できます。

②日本入国時
【入国審査】
「Visit Japan Web」と言われる入国手続きオンラインサービスを使用することで、「検疫」「入国審査」「税関申告」がウェブで行うことができます。
日本出発前に情報入力をしておくと到着時には、各ゲートでQRコードを提示するだけでスピーディーに通過することができます。

【受託手荷物の受取り】
荷物を受取るコンベアに進み、間違わないように自分のスーツケースを持って税関検査場に進みます。特に何もなければ到着ゲートに進みます。

今回、私は「Visit Japan Web」の準備ができてなかったですが、空港内担当者の方に色々教えてもらいながら入力することで簡単に各ゲートをパスできました。到着後、情報入力に数分の時間が許せる方は事前準備は必要ないと思います。特に税関申告は入力の手間を考えると飛行機内でもらう「携帯品・別送品申告書」の紙で申告したほうが早いと思います。

3.現地で何をするか?

旅行中に何をするかで準備内容が変わります。

私の場合、リゾート地でゆっくりくつろぎたいと思って、ケアンズ市内から北のポートダグラスに決めましたが、さすがに1週間となると時間を持て余すと思い2日間は観光することにしました。

1日目はグリーン島エコアドベンチャー1日コース(ケアンズ発)です。
これは、ケアンズのリーフフリートターミナルから船でグリーン島まで行って、グラスボート(又はシュノーケリング)、シーウォーカー(オプション)ができるツアーです。
料金は少し高いですが、船内/現地で日本人スタッフが待機しており、内容についても日本語で詳細に説明があって安心してアクティビティーを楽しむことができます。

2日目はスカイレール&キュランダ高原鉄道 ガイドなしフリープランです。
これは、スカイレールの発着駅スミスフィールドでチェックイン後、往路はキュランダ駅までスカイレールに乗り、復路はキュランダ駅から高原鉄道に乗ってフレッシュウォーター駅で降車します。その後は、スカイレール駅までバスで送迎してくれます。
ツアーというよりスカイレールとキュランダ鉄道の乗車チケット予約をしてもらうだけです。

上記の2日間以外は、ポートダグラスの宿泊所シェラトングランド・ミラージュリゾート,ポートダグラスホテル周辺で過ごしました。

ツアー内容やホテル周辺については、ケアンズ/ポートダグラス 旅行記を参照してください。

4.移動は何でするか?

ケアンズ空港に朝一到着した後、ホテルに行くか観光をするか?でも何を使って移動するの?
鉄道、バス、タクシーなど選択可能ですが、私の場合はレンタカーを利用しました。

上記観光ツアーの集合場所がケアンズ市内や郊外ということで出発時間に余裕がなかったこと、ホテル周辺の飲食店やスーパーマーケットへの移動には自動車が必須だったこと、オーストラリアの自動車は日本と同じく左側通行で、交通ルールさえ認識しておけば問題ないと思ったので迷わずレンタカーにしました。

レンタカーは、旅行前にネット上から予約しました。

色々なレンタカー会社がありましたが、私はAlamoにしました。
日本語の予約サイトがあって、オプション選択も非常にわかりやすくお手頃な料金です。

ただ、飛行スケジュール変更に合わせてレンタカー予約変更も必要になり、公式ホームページ上のマイページから変更したのですが、どうしても上手くできず、結局Alamoに直接メールで予約変更をしました。(本来はAlamoではなく代理店経由ですが、対応がイマイチ不親切のため直接Alamoと交渉)

慣れない英語でのメールやり取りでとても不安でしたが、変更後の予約確認書が届いたのでホットしました。

結果的には、コスト、時間短縮の両面において正解でした。

レンタカーについての詳細は、ケアンズ/ポートダグラス 旅行記を参照してください。

5.快適な過ごし方は?

5-1)【ポケット型WifiとしてTripWifi を購入】


今回の旅行は荷物になりましたが、一眼レフカメラとiPadProを持参しました。
久しぶりの海外旅行できれいな景色を撮影したいのと、ネットを日本と変わらない快適な環境で使いたいと思ったからです。

私の場合、一眼レフカメラで撮影した保存画像データを、SDカードリーダー経由でiPadProにコピーし、観賞用と旅行記用に活用します。
最新情報の入手とメール確認は、iPhone,iPadProを使用します。

そのためにはWifiが必須となります。
ホテル内では無料のWifiがあるので問題ありませんが、ホテル外や移動中はどうするか考える必要があります。

ホテル以外でWifiを利用する方法としては、空港/商業施設にある無料Wifi、携帯会社の海外用Wifiプラン/レンタルWifi、海外で使えるモバイルWifiルーターなど色々ありますが、私は下記メリットからポケット型WifiのTripWifiが良いと思い旅行前に購入しました。

私の使い方に一番マッチしており、これから海外旅行をメインと考えた場合、今後継続して使えると思ったからです。

このTripWifiは、2020年8月1日にサービス開始されたポケット型Wifiです。
携帯会社の海外用WifiプランやレンタルWifiと大きく違う点は、インターネット回線を利用したい場合のみ料金が発生し、それ以外は基本料金無料となります。

このTripWifi には次のようなメリットがあります。
1)国内外どこでも使いたいときに使える
 ・国内外どこでも使えるポケットWifiなので、端末(スマートフォン、PC等)をそのまま利用することが可能で、面倒な手続きや設定を変えないで済みます。
 ・海外100か国以上で使用できます。対応国を探す場合は、TripWifiの公式ホームページの「海外利用の方」で、対応している国とその地域で利用する際の料金が確認できます。

2)月額料金制ではなく課金制なので無駄が発生しない
 ・最大の特徴は、月額料金制ではなく課金制のところです。月額料金制は、使用しない日でも料金が発生するので、使いたい容量に対してどうしても料金が高くなって無駄な費用が発生してしまいます。   
・TripWifiは課金制なので使い方に合わせて利用したい容量を購入することができます。そして足りなくなったら再度購入するという形にできるので、無駄な容量や料金が発生しません。

3)契約期間の縛りがないので解約金が発生しない
 ・TripWifiは、契約期間の縛りがないため解約金が発生しません。
 ・基本料金が無料なので、契約したままでも使用しなければ費用は発生しません。

メリットとしては以上ですが、参考のためにデメリットも当然あって、TripWifi端末はレンタルがなく購入(19,580円で購入)のみということ、各国を転々としてエリア変更がある場合には割高、海外プランは1Gごとしかチャージできないので使用するデータ容量の多い人は手間が掛かる、といったことが発生します。

一長一短なTripWifiですが、私のような使い方をする人には、ハマるのではないでしょうか。

5-2)【POCKETALK S ポケトークを購入】


私は世界共通語である英語を喋れる人への憧れが強く、いつか話せるようになって旅行したいと思っているのですが、意志が弱いのか、勉強のやり方が悪いのか途中でいつも挫折してしまいます。今回も旅行前に色々トライしましたが身につかず結局、救いの神としてポケトークを購入しました。

エコパッケージ版 グローバル通信 SIM 2年付き(27,200円で購入)ポケトークについて、旅行先での使用感を紹介します。

使ってみて先ず感じたことは、やっぱり日常的な英会話は必要だということです。
まだ慣れていないこともあると思いますが、会話途中でわざわざポケトークを使用しないということです。
会話中に適正な単語を思い出せなくても、ジェスチャーを交えながら別の言葉でなんとか伝わるので、会話を途切れさせてまでポケトークを使用することはなかったです。

どちらかというと事前に言いたい言葉や単語をポケトークで調べて、それを自分の口から話すことが多かったです。インルームダイニングの注文やホテルフロントへの問い合わせなどです。

そして、エリアの問題?、ネット環境の影響なのかわかりませんが、ポケトークを使いたいときに限ってグローバル通信の繋がりが非常に悪く、常にTripWifi端末を立ち上げWifiで使用することが多かったです。

ポケトークについて、私の場合に限ってですがあまりリアルタイムに使いこなせなかったです。
余裕を持って会話できる方には使い勝手が良いのではないでしょうか。
そして、事前勉強用には良いツールだと思いました。

6.万が一のときの海外保険は?

海外では何があるかわからないので、誰もが事前に何らかの海外保険に入って旅行に出かけます。
国内旅行ではあまり意識はしていないのですが、今回は久々の海外旅行でもあったので事前に海外保険について調べてみました。

私が所持しているMarriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード(以降呼び方はマリオットアメックス)は、海外旅行保険・国内旅行保険とも旅行代金をマリオットアメックスで支払う「利用付帯」を適用できます。

肝心な補償内容について、傷害/疾病治療費用保険金が重要で、マリオットアメックスのカード本人には最高300万円(300万円以上が目安)が補償されますが、パートナーである「家族特約」は最高200万円しか補償されません。(1枚無料の家族カードでは最高300万円補償)

今回の旅行については、パートナーが家族カードを所持していたので特に何も対処しませんでしたが、今後はもう少し補償額を増やせればと考えています。

補償額をアップグレードする方法としては、複数のクレジットカードの保険を合算することで可能となります。
新規クレジットカード(エポスカードなど)を作成するのもいいですが、現在所持しているカードでも補償額をアップできるかもしれないので一度確認することをおすすめします。

たまたまパートナーが所持しているイオンゴールドカードは、海外旅行傷害保険が付帯されています。
傷害/疾病治療費用保険金は300万円補償されます。マリオットアメックスカード「家族特約」の200万円をプラスすれば500万円の補償となるので、安心して旅行に行けるのではないでしょうか。

但し、海外旅行傷害保険の適用には、日本出国前に海外旅行に伴う「公共交通乗用具」または「募集型企画旅行」の料金を、イオンゴールドカードのクレジット払いにする必要があります。金額は1円以上の決済があれば適用されるので、「公共交通乗用具」として自宅から最寄り駅までのタクシー代でもOKとなります。

次回からは、私はマリオットアメックスで飛行機代、ホテル代の決済、パートナーはイオンゴールドカードでタクシー代を決済することで海外保険に適用させたいと思います。

7.まとめ

今回は、Marriott Bonvoyのプラチナエリートになって初めての海外でしたが、国内ホテルのような特典(客室アップグレード、朝食無料、ラウンジ使用)も経験できて、非常に価値のある旅行でした。

新型コロナや円安の影響もあって海外旅行は、以前ほど身近なものでは無くなりましたが、今後、インバウンドも増加し旅行業界が活気付けば、飛行機代やツアー料金も安くなるので海外旅行も身近なものになってくると期待しています。

今回のブログは以上です。

当ブログと合わせてオーストラリア/ケアンズ 旅行記もよろしくお願いします。

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