かねてから夢だったケアンズ旅行が、やっと実現しました。
ケアンズは、オーストラリア大陸の北東岸にあるクイーンズランド州の北部に位置しています。
2023年1月28日から2月3日までの1週間を、ケアンズよりさらに北側のポートダグラスで過ごしました。
ケアンズ市内とは約60㎞離れていますが、自動車だと1時間ちょいで行くことができます。
旅行中、ツアーへの参加、買い物などでケアンズ市内へは3往復しましたが、市内に入る手前で少し渋滞があるぐらいで全然苦になりませんでした。
無料の高速道路が大半で区間によっては制限速度100㎞／hのところもあって、自動車大好きな私としては快適なドライブを楽しむことができました。
初日、制限速度60km／hのところを70km／hで走行していた時に、パトロールカーに追尾されヒヤッとしたのですが、私のスピードが遅すぎたのかクラクションを鳴らしながら追い越しされました。
日本ではあおり運転が問題になっていますが、パトロールカーにあおられたのは初めてです。「郷に入れば郷に従え」という言葉がありますが、それからはあまりスピードを気にせず可能な範囲で高速運転を楽しみました。
但し、スクールゾーンや動物注意等の標識があるエリアは現地の車に合わせて、スピードを落としての走行が必須です。
このブログでは、新型コロナ後のケアンズ旅行をするに当たって何を準備すれば良いのか？、楽しい過ごし方は？、を重点的に紹介します。
旅行全般（旅行前準備や注意点）などを紹介したブログは、「新型コロナ後のケアンズ最高でした！」をご覧ください。
１．出発前の関西国際空港
1-1)リムジンバスの乗車券再購入は面倒！
関西国際空港までの行き方について、自家用車、高速バス、電車など色々な方法があります。
私の場合は関西国際空港行きリムジンバスを利用しますが、新型コロナ以降、最寄り駅からの発着は未だ（2023年5月25日 時点）運休中で非常に不便です。（実際は利用者が少ないので運休にしているのでは？・・・）
リムジンバス発着場所まで、タクシー、電車を使って行くのでコスト、移動時間がムダになります。
私が乗車券購入後に行なった内容を紹介します。
乗車券は事前に、「発車オーライネット」から予約しました。（全便座席指定予約が必要）
フライトはジェットスター航空を利用したので、「新型コロナ後のケアンズ最高でした！」でも紹介しましたが、フライト時間変更の多さに振り回されました。
フライト日に遅延があったので、リムジンバス乗車券の往路日変更が必要となりました。
乗車券の支払いが、コンビニ窓口でのクレジット決済だったので、払い戻し後、再購入が必要となりました。
再購入は乗り場窓口へ電話予約を行い、当日乗車前に券売機でクレジット払い対応出来ましたが、払い戻しはコンビニでは出来ませんでした。
札幌市の「ウェルネット バス係」に払い戻し申請の旨を伝えると、後日、メールで乗車券の送付先と払い戻し金額（仮）の案内が届きました。
メールにある住所に乗車券を送付すると、後日（1週間ほど）、メールで審査結果と払い戻し金額（確定）の案内が届き、次の日には払い戻し手順（ID、パスワード記載）の書いたメールが届きました。
手数料として￥750円（バス会社払戻手数料： 200 円、ウェルネット事務手数料： 550 円）差し引かれた残金をコンビニで受け取りました。
リムジンバス乗車券の取り直しだけでもムダな時間が発生しました。
1-2)出発まで空港内ラウンジでリラックス
マリオットボンヴォイアメックスカードを保有している人は、国内28空港（39か所）、海外1空港の空港内ラウンジが無料で利用でき、ソフトドリンク、スナック菓子、インターネット接続、雑誌閲覧等のサービスを無料で利用できます。
ラウンジによってはシャワールームを無料で借用できたり、アルコール類が1杯無料で飲めます。
色々お得感のある空港ラウンジですが、私の一番うれしいポイントは【同伴者一名が無料】で利用できること、更に、家族カード会員も【同伴者一名が無料】となるところです。
本カード会員と家族カード会員がいれば、同伴者を含め合計で4名まで空港ラウンジが無料となります。
マリオットボンヴォイアメックスカードの家族カードは年会費無料で持つことができるので、必携カードの一枚ではないでしょうか。
私が利用した関西国際空港内にある「アネックス六甲」ラウンジの利用方法を紹介します。
同じ北ウイング２階にある「六甲」は休業中でした。
チェックイン／手荷物検査／出国審査後、ウイングシャトルで北ウイング中間駅まで移動します。
ラウンジ入室に必要な物は、マリオットボンヴォイアメックスカードと当日の搭乗券または航空券だけです。「アネックス六甲」ラウンジ入口で本人と同伴者分を提示すれば利用できます。
このラウンジは「カードメンバーズラウンジ」なので、入口看板に対象カードのロゴが一覧で表示されています。マリオットボンヴォイアメックスカードを所有していなくても、該当するカードを持っていれば利用できます。
「アネックス六甲」のサービスは
🔸ソフトドリンク／スナック類無料、無料Wifi、新聞／雑誌購読無料、アルコール類有料
🔸全面禁煙、持ち込みでの飲食禁止、携帯電話の通話禁止
で通常ラウンジと特に変わるところはありません。
シーズンオフの影響もあったかもしれませんが混雑することなく、搭乗までの時間をくつろぐことができました。未経験の方は一度利用してみるのも良いのではないでしょうか。
２．到着後のケアンズ空港
2-1)レンタカーについて
今回の旅行は、宿泊ホテル場所がポートダグラスということで、市内までの移動、2日間のツアー観光場所までの移動用にレンタカーを利用しました。
レンタカー会社はAlamo（Expedia日本語公式ホームページ経由）で予約しました。
オプションも日本語標記でお手頃価格なので特に問題ありませんでした。
ただ、ジェットスター航空のフライト日程変更に伴って、レンタカー予約日変更が必要になり色々複雑な手続きが発生しました。（詳細は「新型コロナ後のケアンズ最高でした！」で紹介しています。）
レンタカーの借用から利用中の気付き、返却までについて紹介します。
🔸１）レンタカー借用は？
国内線ターミナル（T2）で借用手続きを行いました。
ケアンズ空港には国際線ターミナル（T1）と国内線ターミナル（T2）がありますが、レンタカー会社Alamoの借用手続きは国内線ターミナル（T2）内にある受付カウンターで行います。確認メールでは国際線ターミナル（T1）とありましたが、無人のカウンターしかありませんでした。
仕方なく、近くの係員に聞くと500mほど離れた国内線ターミナル（T2）内と言うことで、国際線ターミナル（T1）から歩道に印されたブルーガイドラインに沿って歩いて行くと目的場所に到着できました。
たまたま、Alamo担当者が受付カウンターにいたので、事前にメールで受け取ったバウチャーを見せるとレンタカーの概要説明の後に、車のカギと説明書を手渡され、車の駐車場所と返却場所を教えてくれました。（駐車場所は、国内線ターミナル向かいの駐車場内の駐車番号で指示）
受付の時に色々車の説明をしてくれてた様ですが、英語が苦手でポケット型Wifiの調子が悪かったこともあってカーナビのことをきっちり聞き取れなかったのが、後々のトラブルになりました。
🔸２）レンタカー装備について
レンタカーのカーナビは、Bluetoothタイプでした。
普段乗っている車はGPS機能付きの為、Bluetooth設定などが不要ですぐに使用できるタイプです。
当たり前に作動するだろうと決めつけていたカーナビがすぐに使えないことが分かり、担当者に設定をお願いし15分ほど色々試してもらったのですが、英語で上手く伝えられず忙しいことを理由に途中で見放されました。
結局、ダッシュボードのカーナビに液晶画面が表示できず、音声だけが聞こえてくる中途半端な設定で使用したことで、肝心なところで設定が悪いのかネット状況が悪いのか音声も途切れることが、頻繁に発生しました。
ややこしい目的地に行く時は、ポケット型Wifi経由のスマートフォンでgoogle マップを併用してカーナビを使用しました。（調子の良いときは、スマートフォンに車のイメージ図が表示されてどちらに向かって走行しているのかもわかったのですが・・・。）
BluetoothタイプのカーナビはWifiを使用するので通信費などの余分な費用がかかり非常に割高でした。
🔸３）レンタカー駐車について
ケアンズは日本と違い、駐車場の確保は比較的簡単でした。
車を使用した時に必ず考えなければならない一つに駐車場所の確保があります。
ケアンズは路上駐車場がたくさんあって、それも無料のところが多く非常にお得です。
路上駐車場には「チケット発券式」、「パーキングメーター式」、「無料」の3種類があって、駐車場付近にある標識で判断します。
基本的には【駐車可能最大時間】、【駐車場タイプ】、【適用日時】、【該当区間】が標識に記載されているので一目でどのような路上駐車場なのかわかるので非常に便利です。
私が今回利用した駐車場は路上駐車場ではなく、公的駐車場です。
ケアンズ駅近くのリーフフリートターミナル（クルーズのチェックイン）裏にある駐車場です。
路上駐車場は短時間（２～3時間）向きですが、この駐車場は長時間駐車が可能なので、【グリーン島エコアドベンチャー】の1日ツアーの間中（8～9時間程度）、安心して預けることができました。
上記ツアーの詳細は後日紹介します。
🔸４）レンタカー返却は？
レンタカー返却時は、返却場所近くのガソリンスタンドで燃料を満タンにして返却しなければなりません。
今回の旅行では約500km走行しましたが、給油したのは帰国日のホテルから空港へ向かう道中の1回きりで、非常に燃費の良い車に恵まれました。ただ、ポートダグラスのホテルからケアンズ空港までのルートには、あまりガソリンスタンドがなかったのと、ガス欠寸前だったので最終どこで入れるか少し悩みました。
返却場所は、最初レンタカーを受け取った国内線ターミナル（T2）向かいの駐車場内（レンタカー会社管理場所内）であればどこに駐車しても問題ありません。
車を駐車し、車の鍵をレンタカー会社受付カウンター前に設置されたキーボックスに返却すれば完了です。
2-２)夕食について
1日目の夕食は、ホテル周辺の探検も含め、車で5分ほどの距離にあるショッピング街で食料を買い出し、部屋で食べました。
このショッピング街はマクロッサンストリートにあってポートダグラスで食事や買い物、お土産といえば必ず訪れる場所です。薬局やカフェ、レストランもあってこの旅行滞在中ほとんど毎日といって良いほど訪れました。
店の前面が無料の路上駐車場になっているので、空いている区画に駐車しておけば、気兼ねなくゆっくり食事や買い物ができるので非常に便利です。
ケアンズ空港到着 1日目は以上です。
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